夏を感じられるステキな萌えアニメはないものか。
大して窓もない職場で朝から晩まで仕事してると、そんなことをふと考えてしまうのですが、友人とそんな話をしてましたら、一つの作品を教えてくれたんですね。それがこの「おねがい☆ツインズ」でございます。
実を言うと、これを見るために先週からレンタルショップに通ってたんですよ。途中でレンタル店の妨害などに遭ったりもしましたが、先日ようやく全話見終えました。で、その感想ですが。
コレ、あっまいわ〜。
これぞ「ニッポンのラブコメ」とでも言うべき、何から何まですっごく甘酸っぱい、というか甘さ満点のアニメですね。両親を知らない主人公の前に突如現れた、双子の妹と名乗る2人との共同生活。グラマーな生徒副会長に、お姉サマ的存在の女性教師(前作の主人公)。明るく健気に振る舞いながらも恋に悩んだり、友人関係に悩んだり。ちょっぴり性に悩んだり。まさに混じり気0パーセント。超ストレート勝負のラブコメアニメです。
でも、嫌いかというと全くそんなことはなく、正直、もう大好きですこういうの。テレビの前で毎回「ほわ〜」ってなりながら見てましたもん。「Komaはたぶんこういうの好きだと思う」と言った友人の目は確かでしたね。悔しいけど。
ただ…「詰めが」という部分でも甘いですこのアニメ。
このアニメの大きなテーマとして、どちらが兄妹でどちらが他人、という複雑な関係があるのですが、向かいの家に日記残ってるの見つけて判明って、メインとなる謎のわりに、何かあっさりし過ぎてません?
それに、残った一人の関係が全く明かされてませんが、だったらなぜ写真に写ってたのかとか、瞳の色が同じなのはなぜかとか。そういう疑問を全てすっ飛ばして綺麗に終わってるんですね。ストーリー自体はよくできてると思うんですが、何か…話が綺麗だったら全てOKという感じがして腑に落ちないのは、僕の性格のほうが良くないんでしょうかね?
なので、このアニメの楽しみ方は、そういう細かいことにはこだわらず、木崎湖の夏の風景と甘酸っぱい雰囲気を楽しむのが、いい鑑賞の仕方なのかな、と思いました。はい。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2007/09/25
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