三重県桑名に、いなちゃんとはまぐり犬のうちわをゲットしに行って来ましたー!
近所のイオン行くみたいなノリで言ってますが、普段東京にいますからね僕。うちわもらいに東京から三重に行くって、行動基準が何かおかしいんですが、それでも行く価値があると思ってるんですよ。
紹介しておくと、桑名の非公認キャラで「くはないな」と「はまぐり犬」「むらまさ」という、地元のお店の名物を食べたり食べたり食べたり食べたり、たまにヴィアティン三重やキラフォレを応援してるキャラたちがいまして。主にネットが活動の場なのですが、フレンドリーで気さくな様子が人気なんですね。そんな皆さんが、地元のお祭りの開催日に特製うちわをプレゼントするとのことで、僕も新幹線に飛び乗ってきました。
当日は石取祭の真っ最中。手渡し場所となった寺町商店街に配布時間少し前に行くと、すでにうちわ目当てのファンで人だかりが。うちわはダンボールに山ほどあって、数に余裕はありましたけど、それでもこれだけの人気者になってるとは、僕も驚きでした。
それに、集まった人を見ると、本当に老若男女さまざまなんですよ。家族連れもいれば若いカップルもいるし、友達どうしの女性もいるし、各地から馳せ参じたご当地キャラファン数名もいるわけで。皆に幅広く愛されてるのを感じました。しかも単にもらうだけでなく、配ってる方に声を一言かける人も多いんですね。その様子を見てすごく思ったのが、
これこそ「ご当地キャラ」の理想の姿なんじゃないだろうかと。
ご当地キャラって決してアイドルじゃないんです。各所で話題になったり、グッズが飛ぶように売れたりするのがあるべき姿だとは僕は思わないんですね。ご当地キャラの本当の役割は、地元の人と一緒になって、地元の魅力を紹介し、地元に人を連れてくること。言ってみれば地味なことの積み重ねなんですよ。この三人だって、普段の活動は、
地元の美味しい名物の紹介
地元サッカーチームやご当地アイドルの応援
日に数回のツイート
フォロワーからの返事に常に気さくに応対
もちろんそのために陰で多くの努力も苦労もされてると思いますが、外から見える活動としてはこれだけで、財力や人脈が無いとできないことではないんですね。でも、多くのフォロワーからの返事に毎日一人ひとりにちゃんと応対し、地元のいいところを紹介し、たまにこうしてファンの応援に還元し、ファンもそれに応じる。
有志の活動でそこまでできるって、全国的に見ても大成功例なんじゃないかと思いますね。
地道な活動を続けることが、すごい結果を生み出す。当たり前に見えて、できないことを普通にやってのける。地方創生、地方活性化だと格好いい言葉が叫ばれてますが、この人たちなら、本当に桑名をもっと元気にできるんじゃないか。活動を見ていると、本当にそう感じますね。今回はうちわをもらうだけになってしまいましたが、石取祭や九華公園、焼きハマグリ、しぐれ煮などなど、次はじっくり桑名の街を堪能しに行きたいです。