全国のアミューズメント施設が休業を余儀なくされ、エンターテインメントも活気を失う中、活路を見出すべく奮闘しているゲームセンターがあるそうで。新倉敷のゲームセンター「ファンタジスタ」が、大阪府にあるオリジナルグッズの製作会社と協力し、全国のゲームセンターのロゴ入りチャリティキーホルダーを販売。どの店舗も売り上げ好調で、反響も凄いらしいのですよ。
「チャリティ」と銘打つのは、ちゃんと理由がありまして。キーホルダーは3,300円ですが、その売上の9割が、購入したゲームセンターの支援として運営や店舗維持に使われるんですね。現在、販売中の店舗は13店舗、準備中の店舗が6店舗、さらに参加打診、検討中のところも入れると25店舗ほどで、今後も徐々に増えそうな勢い。今はどうしても休業せざるを得ない状況ですし、こういった形でゲームセンターの支援ができるのは、嬉しいですよね。
そもそも「ファンタジスタ」と言えば、何といっても有名なのが公式キャラの「ジスたん」。「萌えキャラグランプリ2016」企業・団体部門グランプリ獲得、「アニものづくりアワード」オリジナルコンテンツ部門最終ノミネートなど（参考：WikiPedia）、数々のグランプリに輝く人気キャラですが、そのキャラをもってしても、今回の新型ウイルスの影響は大打撃のようで、売り上げも前年比7割以上まで落ちた月もあったそうです。ジスたんの誕生日や開店記念日に合わせた企画もできなくなり、暗い状況を打破すべく発案したのがこの「チャリティキーホルダー企画」。記事を読んでると、企画に至る苦労だけでなく、店長の人柄も伝わってきて、多くのファンを抱える理由もわかる気がしました。
僕は20年近くゲームを一切していないので、ゲームセンターに行くことは全くなかったのですが、この店だけは興味出てきましたね。興味持たれた方は、ぜひ下のリンクから購入してはいかがでしょう。
