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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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消えゆく鉄道むすめに会いに行く? 三江線の観光キャンペーンキャラ・石見みえに会ってきました!

三江線に乗ってきましたー!

  

三江線と言えば、列車の運行が一日5本という超閑散路線。開通当時から利用状況も悪く、たびたび廃止案が出たり、台風や大雨でしばし不通になったりしながらも、過去何度と不死鳥のように蘇ってきた路線なんですが、2年後の3月をもってついに廃止が決定。三江線は僕も乗りましたけど、廃止になる前に、できるだけ駅にも降りて沿線の雰囲気や綺麗な景色を感じたいと、もう一度乗りに行って来ました。


というわけで、前日から江津で宿泊。江津駅近くのいかにも三江線目当ての鉄道ファンのために作りましたかのような立地のホテルに宿泊し、始発で江津を出発します。石見神楽をイメージしたラッピング列車に乗り、車内を見ると、

  

  

おおっ! いてたー! 石見みえちゃん


実は石見みえ、「三江線活性化協議会」の観光キャンペーンのキャラクターで「鉄道むすめ」とは全くの無関係ながら、見かけがそれっぽいこともあり、ちょっとした人気キャラなんですよ。プロフィールによると、24歳の新人運転士見習い。三江線の運転士だった父親の影響で列車の運転士を目指し、運転士見習いとしてデビューしたという子なんですが、

三江線の廃止とともに、正式な運転士になることなく消えていくのでしょうか…



 

その後は石見川本を経由して浜原駅へ。昔懐かしいホーローの駅名板にちょっと感動しながら、周辺をデジカメでパシャパシャ撮ってますと、

 

駅の待合室にもいてたー!


 

その後は美郷町の地元の温泉に入り、次の目的地は宇都井(うづい)。宇都井駅は地上約20mの高さにホームがあり、高さとしては日本一と言われる無人の高架駅として有名で、訪れる人も多い駅なんですね。僕も一度は降りたいと思い、三次でもう一泊して早朝から行って来ました。116段の階段を上り、待合室の三江線の紹介パネルを見ると、

    

こんなところにもさりげなく石見みえのお姿が


そんなこんなで2泊3日の三江線の旅。車窓から眺める雄大江の川や紅葉づいた山々の景色も本当に綺麗で、ぜひまた行きたくなるようなところでしたね。廃止が決定してからは訪れる観光客も倍増しており、時間帯によっては列車がいっぱいになることもありますが、旅行好きであれば、行って損はないと思います。留萌本線のようにヘビーな鉄ちゃんのオーラを感じることもなく、客層も年配の旅行好きの人が多い印象でした。

石見みえも駅にある冊子などでも見れますし、ぜひチェックしてほしいですね。三江線の廃止とともに石見みえもいなくなるのかなと思うと、鉄道&萌えキャラ好きの僕としても寂しいですが、そこでどうでしょう。廃止後は石見みえの妹で、

石見きすき(木次)ちゃんとか出てこないですかね