実は僕、乗り鉄、萌えキャラ巡り、献血に並ぶ趣味に「変わった名物メニューを食べる」というのがあるんですよ。
古くは味噌カレー牛乳ラーメンに始まり、最近だと明太チーズフランス天そば。そんな斬新を通り越して奇抜とも言えるメニューに挑戦しては、意外と美味しいと吹聴してるのですが、どうも最近、京都水族館にて「桜といわしのパフェ」が登場したという噂を耳にしまして。しかもフレークやバニラクリームに対しイワシの生姜煮がどどんと突き刺さってると言うではありませんか。
ほお…それはボクに対する挑戦状と受け取っていいんですね?!
面白い! 受けて立とうじゃない! というわけで京都水族館でございます。
天気もいい休日ということで、家族連れやカップルで賑わう水族館に、いわしパフェ目当てに単身で乗り込んで来ました。今の時期、水族館も「桜といわし」をキャッチフレーズに、いわしの群れの水槽近くに桜を映すカーテンがあったり、アロマの香りを使ったりと、春を楽しむための工夫がされてまして。規模は小さくても、なかなか面白かったです。
で、問題の「桜といわしのパフェ」は、出口近くのカフェにあるらしく。水族館の展示をゆっくりと回った後、カフェのお姉さんに「桜といわしのパフェ」を意気揚々と注文し、ほどなくそれは登場。闇の力を秘めしいわしパフェよ。真の姿を我の前に示せ!(契約はしませんけど)
あの…ま、また豪快というか適当というか。
イワシさえなかったら普通なんですが、それを普通と言わせないほど強烈に自己主張した2つのいわし。バニラクリームの上にさくら色のクリームが薄くかかってるので「桜」の部分はまあいいとして、問題は生姜煮にされた「いわし」。魚やくらげたちの泳ぐ姿に癒された後はガツンとくるインパクトですが、食べないことには始まらないと、食べてみました。
もぐもぐ…あ。意外とイケるぞコレ!
見た目が強烈なわりに、クリームや抹茶の甘さに対して後からいわしの塩辛さがほんのり広がってきて、いい塩梅でアクセントになってるんですよ。しかもサクッとしてますし、ちょっと変わったウエハースだと思えば全然OK。思いの他さらっと間食しました。
というわけで、見た目のわりに意外と美味しく頂いた今回のいわしパフェ。福岡のめんたいパフェ、倉吉のちくわパフェに続き、京都のいわしパフェ。シーフードパフェ三兄弟として広まればいいなと思いますね。ちなみにこのパフェ、6月まで期間限定なので、気になられた方はぜひ早めに行ってみて下さい。話すと怪訝な顔されるんですけど、いやいや、意外と悪くないんですってコレ!
めんたいパフェやちくわパフェを「イケる!」という人の味覚がどこまで信じられるかは知りませんけど。