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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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悪縁を切り良縁を結ぶ! 京都の安井金比羅宮を参拝してきました。

京都大神宮を参拝した後、20分ほど歩いて安井金比羅宮に足を伸ばしてきました。

祇園四条の少し南、東山安井にあり、桂米朝一門の落語が開催されたこともある神社なのですが、「安井金比羅宮」と言ってピンと来ない人でも、この写真は見たことある人が多いのではと思います。

  
  (境内にある「縁切り縁結び碑」)

そうです。京都の「縁切り神社」として有名な神社ですね。



山のように形代(かたしろ)が貼られた「縁切り縁結び碑」も特徴的ですが、2、3人で来る女性の参拝者がすごく多いのが印象的でしたね。中には若いカップルもいましたが、僕のような男の一人者は皆無。もちろん悪縁を切るだけではなく、今までの自分を断ち切ることで新しい縁を結ぶというのが本来の意味なので、カップルで来ても構わないんですけども、女性数人のグループのほうが気になるじゃないですか。

いったい彼女たちが何を望んでここに来たのだろうかと思うと

  

本殿を参拝した後、縁切り縁結び碑の近くをウロウロしてると、有名スポットだけに、ほぼ途切れることなく皆さん祈願されてました。とはいえ石碑をくぐったところで気軽に写真撮る人も多く、本気で思いつめてるような人はいませんでしたけど、何をお願いしたんでしょうね。

  

さらに気になるのが境内に飾られた絵馬。僕もざっと見ましたけど、あの…もう想像以上にドス黒い怨念こもってますね。過去の悪習と縁を切り新しく物事を始めたいという前向きな意思表示もあるのですが、そういうのはマレ。大半は恨みつらみ呪い怒り苦悩絶縁の数々。しかも本名まで名指しで書かれたものもあり、とてもここに書ける内容じゃないです。


でも、実際に神社に行って境内でいろいろ考えてると、自分は悪縁でも切らないでおこうと思いましたね。本音を言うと、僕も仕事でそりが合わず、二度と関わりたくない人が身近にいるんですが、とても縁切りをお願いする気にはなれなかったです。「人を呪わば穴二つ」なんて言いますし。

  

縁切り縁結びの神社は、そんな人間関係を考え直すのに、いい場所なのかも知れません。