K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

      「旅行」カテゴリで温泉むすめや鉄道むすめなど、旅行記の一覧が見れますので、よければご覧くださいね。


町おこしにヒーローはいらない?

このブログでも、各地の可愛いキャラの話題を取り上げる機会が多くなりました。


情報を集めてると、まだまだ僕の知らないキャラが各地にいて、さまざまな活動してるんですよね。全てをここで取り上げることはできなくても、そういった情報を見つけるだけでも楽しいんですよ。でも、そんな華々しさの裏には、大変なことも多いんだろうなあと思うこともあって。特に予算と人員は、イベントを企画し運営に携わる人たち共通の悩みなんじゃないでしょうか。特に僕が気にしているのが人の問題。すごく楽しいイベントや企画を次々に打ち出し、多くのファンがいるように見えても、実際には中心で活動してる人は一人だった、なんてこともあるんだと思います。


どんなに街が盛り上がってるように見えても、それが一個人の努力や魅力に依存するものなら、
持続させるのは限界がある。
町おこしが一過性のもので終わらないためには、
コミュニティや地域全体で盛り上げていくんだという気風をつくれるかどうかなんです。


もちろん最初は、すごく優秀な人がまわりの人を積極的に巻き込んで、牽引していくことが大事なんですけど、ある程度大きくなったら、その人が第一線を去っても持続できる仕組みを見据えないといけないんですね。でも、それは街を活性化させる以上にすごく難しいこと。地域の方と接し、信頼関係を築くことも簡単ではないですし、一緒になって活動してくれる賛同者や後継者を見つけるのも時間がかかります。町おこしも、3年を超えて続くものはほとんどないと聞いたことがありますが、それも個人の力量だけで頑張れる限界が3年なんじゃないかな、と思ったりもします。


もちろんこれって、仕事全般に言えることなんですよね。優秀な人が築き上げた環境をいかに持続させるか。お客さんと引き続きいい関係が保ちながら、新たなアイディアを出し、それを責任をもってやり遂げられるか。先人が凄い人であればあるほど、後継者は辛いかもしれませんが、それでも一人のカリスマへの依存体質は、いつか全体を破綻させるんじゃないかと危惧しています。たとえ一時的には失敗したとしても、誰かに依存することなく、地元の方やファンが互いにできることをやり、負担を分散させながら回していくほうが、結果的には上手く続いていくんじゃないかと思います。


そう思えば、街の活性化に一番大事なのは、輝かしい一人のヒーローじゃなく、
自分たちのことは自分たちでできることをやろうという「自覚」なのかも知れませんね。


とはいえ僕にできることなんて、わずかの広報活動とちょっとした金銭的支援ぐらいしかないわけで。自分にできることって何だろうか。自分にもその負荷の一部を担うことができるだろうかと思いながら、今日もネットの片隅で悩んでたりします。