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「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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和歌山電鐡のたま駅長、死去。16歳。

三毛猫「たま駅長」死ぬ 和歌山電鉄、28日に社葬 −朝日新聞デジタル

うわあ…これはショックですよ…。


もともと高齢だったこともあり、最近はあまり人前に姿を見せることも少なく、先は長くないのかなとは思ってましたが、それでも亡くなったと知った時はショックでしたね。わかやま国体を前に、和歌山からひとつ灯が消えたような感じで、何だか寂しくなります。思えば昨年、鉄道むすめのスタンプラリーで友人と和歌山電鐡に乗って、駅長に謁見してきたのが、僕が見た最期の姿になってしまいました。


思えばたま駅長って、最初は駅近くでよく見かける普通のネコだったんですよね。それがマスコットとして取り上げられ、駅長になり社長代理になり、「名誉永久駅長」として名を残すことになろうとは、たま駅長がデビューした当時は思ってもみませんでした。それからというもの、廃線の危機もあった和歌山電鐡も利用者を取り戻し、昨年の年間利用者数は和歌山電鐡としては過去最高の数字だったそうです。日本のみならず、海外からも人が押し寄せるほどの人気者だったたま駅長は、和歌山だけでなく、まさに全国地方鉄道の救世主的存在でした。


今の和歌山電鐡があるのは、間違いなくたま駅長の功績です。今まで本当にお疲れ様。
鉄道ファンの一人として、地域の活性化を見守る一人として、僕もすごく楽しませてもらいました。


悲しいニュースではあるけど「葬儀は近親者で営んだ。」なんて文章を見ると少し和みますね。きっと暖かい人たちに見守られながら、旅立たれたのでしょう。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


そして和歌山電鐡は、ここからが正念場。ニタマ駅長と一緒に、これからも頑張りましょう。


参考) 地方鉄道を救った「招き猫」 たま駅長、世界中がお別れ −朝日新聞デジタル
    三毛猫「たま駅長」死ぬ 和歌山電鉄、28日に社葬 −Yahoo!ニュース