パンツを見せること、それが…大宇宙の誇りって、タイトルの発想が宇宙的過ぎて地球人には理解不能です。どうもKomaです。
さて。今日は客先でミーティングがある日でして。先輩（30代既婚女性）と電車で客先に向かってた時のこと。仕事の話や世間話などしてますと、正面の座席にスポーツ新聞持ったおっちゃんが座ったんですよ。そのおっちゃん、座るなり新聞を開き、記事に見入ってる様子なのですが、おっちゃんの見てる記事の裏側、つまり僕ら側から見える記事が。
東スポの男セン。
ここをご覧の皆様なら知ってると思いますが、いわゆるスポーツ新聞の後半あたりにあるえっちい記事ですよ。それが僕らのちょうど真正面。1メートルほど向こうでモデルの皆さんが妖艶なポーズ取りーの、えっちい言葉乱れーのと、まさに男の専門誌に恥じない世界が繰り広げられてるわけでして。
…何か気まずい。
一人なら何てことないですが、今は先輩の女性がいるので、何か気にしてしまうんですよ。別にこのせいではないと思いたいのですが、さっきまで弾んでた会話も止まり、いつしか妙な沈黙が。しかもその記事が、また見事なくらい僕らの視界のど真ん中を陣取ってまして。さらにおっちゃん、何がそんなに気になるのか、新聞をめくる気配ゼロ。一心不乱に読んでるんですよ。
何か軽く世間話でも…と思いましたが、話のネタは先ほどの会話で使い果たしてしまい、さっぱり話のネタが浮かびません。とはいえ、降りる駅でもないのに「移動しましょうか？」というのも変じゃないですか。頼むから早く目的地に着くか、おっちゃんが消えるかしてくれー！と思いながらも、電車は地下鉄をのんびり各駅に止まっていきます。セクシーなお姉サマ。一心不乱のおっちゃん。ドキドキしっぱなしの僕。ああっ！ 誰かこの閉鎖空間を何とかしてくれぇー！！
結局そのおっちゃん、僕らの目的の駅の一つ前で降りたんですが、客先までの移動時間があんなに長く感じたことはなかったですね。その後は別に先輩の女性とも普通に会話し、会議も無難に終わりましたが、まさかこんなトラップが待ち構えていようとは。
僕も東スポに動じない男になりたい。
