K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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好きだからこそ、『会わない』という選択肢もある

ネットの人と会うことについて - おれはおまえのパパじゃない

サイトを続けてると、尊敬する人の一人や二人は現れるもの。その人が書く文章や集める情報、または文章から出る人柄に引かれて、「ぜひ一度会ってみたい」と思う。それは自然なことだと思います。

僕もぜひ会ってみたいと思う人がいます。そして幸いにも一度お会いしたことがあります。でも、それ以来なかなか連絡取れなくて。取っても断られたりして。もしかしたら嫌われたのかなあ…と悩んでたことがありました。でも、それを仲の良い友人に話すと、一言こう言われました。


「その人は今もKomaの文章を見てくれてるんでしょ? だったら嫌いじゃないってことなんだから、何も問題ないじゃん」


言われた瞬間、僕ははっとしました。
顔を合わせることだけが愛情表現じゃない。むしろ好きだからこそ会わないという選択肢も、ネットにはあるのではないか、と。


僕はもともと友達がすごく少ない人間。その分、友達が多い人気者や友人同士で面白いことをやってる仲間にすごく憧れてきました。それは社会人になった今でも変わっていません。だから僕が尊敬する人は、必然的に顔の広い人だったり、友人同士で何か活動をしてたり、そういう人になります。だから、何とかその人に僕のことを知ってもらおうと、必死の想いでコメントを書いたり、マイミク登録したり、フォローしたりしてきました。そして今、その甲斐あってか、幸いにもアクセス解析や足あとからその人が見に来てくれていることを僕は知っています。

お互いに更新したら覗きに行くという、ゆるゆるとした友好関係を続けられるのもネットならではの魅力。実際に会う会わないを気にし過ぎることはないんじゃないか。会わないから嫌いだなんてことじゃなく、更新を見に来てくれるということが何よりも好きでいる証拠なんじゃないか。ならばその関係を維持することのほうがもっと大事なことなんじゃないか。友人の一言は、そんなことを僕に伝えたかったのかも知れません。

僕ももちろん会いたいと思う人には会いたいです。でも、会えないからと言って落ち込む必要はないと思うんですよ。それは、会ってみたら自分の思ってた人と違うかも知れないという怖さもありますが、それよりも一方的に自分が好きだということを押しつけてしまわないか、それが相手を困らせてしまうんじゃないか。その怖さのほうが大きいんですね。だとすれば、合わなくても示せる愛情表現をすればいいと思うんです。

会いたいと言ってくれる人を嫌う必要もなくて、会ってみたいと思えば気楽に会えばいいと思います。でも、会うことだけが全てじゃない。好きな人が更新したら欠かさず見に行くことだって、立派な一つの愛情表現。そのままでいいと思えばそのままでいいし、それでも会いたいと思うなら、それなりに相手にも自分のことが伝わった上で、ここぞというチャンスが来た時に「会いたい」という意思を伝えればいい。好きだけど会わないという選択肢がベストな人も、もちろんいて当然だと思います。


こんなこと書いてますが、実際には会いたいと思う人もいるわけで。でも無理はしません。ベストなチャンスとタイミングを見計らってはいますが、まあなかなか…ね。